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はじめに CD(あ〜さ行) CD(た〜は行) CD(ま〜わ行) トークCD/DVD キャラクター語り ラジオ ゲーム

こどもの瞳

 小学生の子供とふたりでつつましく暮らしていた柏原岬が、数年ぶりに再会した兄・仁は事故で記憶を失い6歳の子供にかえってしまっていた。超エリートで冷たかった兄とのギャップに戸惑いながらも、素直で優しい子供の仁を受け入れ始める岬。しかし仁は、無邪気に岬を好きだと慕ってきて……。(Atis Collection HPより)

[キャスト]
柏原岬・・・.神谷浩史さん / 榎本仁・・・成田剣さん
柏原城太郎・・・吉野裕行さん / 松井・・・近藤隆さん ほか

 原作既読です。「ドアをノックするのは誰?」と同じく、メイン攻めキャラ(と言い切るには語弊がありますが)を成田さんが演じてくださったらなーとずっと思っていたので、キャスト発表があった時は驚きのあまり椅子から半分落ちかけました(実話…)。


 ええっと、先にちょっと全体的なお話をしてしまうと、ノベルズをCD化するにあたりどうしても必要な脚本のカットもバランスよく、でも大事なシーンは押さえてあったんじゃないかなーと。
ただどうしても自動車工場での松井たちとのシーンや城太郎と岬の会話は大幅にカットされていたので、その生活感やホームドラマ的な意味合いは薄れてしまったような気がします。
それと、ハッピーエンドといえばハッピーエンドなんですが、やっぱり実の兄弟、男同士という背徳的な部分や仁の境遇など物語に陰影を与える部分は減っていましたね。でもまあ、このあたりは仕方ないとは思いますが。


 そんなわけで、最初に成田さん演じる仁が登場するのは、岬の回想シーン。
ここはもう、いつものクールボイスな成田さんでしたが、、確かにAtisさんのレポにも書いてあった通り30歳ということで、やや若めなつくりの声になっていました。
でも岬に対して非情な態度をとる冷徹な兄、という雰囲気がしっかり出ていて、ここから6歳児にどう変化するのか、ワクワク、ドキドキv

そして、岬のアパートの前に放置されていた仁。
事情を知らない岬に問い詰められ、怯えた声からぐすんぐすんと泣き出し…、

岬 「年は?」
仁 「…六歳」

…、こ、この可愛さ…!
『富士見二丁目交響楽団』で遊佐さんキャラに「年は?」と聴かれ、「16です…」と答えたとき以来の衝撃です。←細かい

事故によって記憶が退行してしまい、6歳の頃に戻ってしまった仁。
岬の息子城太郎も6歳なんですが、演じてらっしゃる吉野さんの6歳があまりにナチュラルなので、たいへん不自然な(コラ)成田さんとのギャップがまたいい味だしてるというか…。

でも所々、びっくりするような(ファンの欲目なしにv)可愛い声がでる時があるんですよね。
例えば、岬に「夕飯作るから手伝え」と言われたあとの「はい」という返事が福山潤さんの声に似てたり(笑)。いや、マジで!
あと、商店街に買い物に行くシーンで、「おにいちゃん顔赤い」と岬に言って、「うるさいっ!」とゴツッとぶたれた時の「いてっ」なんて、とてつもなく可愛くて、私はもう口からなんか出そうに…


 とまあ、始めは嫌がっていた仁のことも、素直でこどもらしい純粋な姿に触れ、岬の心にも変化が起こります。

そして、祖母の家を訪れる2人。
「あ、おばあちゃんだー!」と叫ぶシーンの、声の裏返り方とか凄いんですよねえ。あれはテクニックなのかなあ。
あと、遠くの方で1人遊びをする仁の「けん、けん、ぱ!」が物凄くツボに嵌りましたv
なんでしたっけ、あれ、地面に輪を書いて片足で跳んだり…、あ〜名前が思い出せない!!私も小さい時やったなー。あ、年がバレる…

祖母によって、冷酷だと思っていた兄の優しい一面がわかるわけですが。
2人でお墓参りに行き、両親の死を知らされ、弟とも二度と会えないと岬に告げられた仁。

AtisのHPで先にCMを聴いて、泣き声を何回も聴いていただけに、実はここまでは、萌え転がりつつも、割りに冷静だったんですよ。ところが、

「弟なのに会っちゃ駄目なの?ぼく、みさきのためにおっきくなったのに駄目なの?」

という成田さんのかすれた声と、そのあとの、堰を切ったように大泣きするシーンでは、気づかないうちに涙がぽたっと落ちていました。

この「弟なのに…」という台詞を叫ばずに抑えた、っていうところがとっても仁らしいし、その後の大泣きとの対比で、抑えようとしても抑えきれない悲しみがより一層強く伝わってきて、本当に胸が締め付けられました。
ここの泣き声は凄すぎます!
号泣というよりかはもうほとんど慟哭って感じで、ダイレクトに五官にくるんですよ。
このシーンが一番もらい泣きしたかも。


 と、そんなシーンから一転してトラック5ですが。この破壊力ときたら(笑)。
心は6歳でも体は30歳の仁。するべきことはしなければならず。
あれだけ普通にチ○○○と連呼されると、なんとも思わなくなりますね。成田さんが言ってもいやらしさがない!(どういう意味)
その代わり、いかんせん6歳児なので、あの時の声に色っぽさもなく。でもめちゃくちゃカワイイ!「う〜ん、う〜ん」て感じでv

それに「きもちよくてほうっとする」って、どういう風に言うのかなーと思ってたんですが、予想以上に可愛くてキュンキュンしました。
あと、すみません、今頃神谷さんの感想を…。
「お兄ちゃんが好き」と無理矢理キスをしたあとの岬の台詞、「怒ってねえって言ってんだろ!」がすごく素っぽかった(笑)。いや、そんな感想…
というか、このトラックはやけに地声に近く聴こえたんですが気のせいでしょうか…。

それから仁の好きという気持ちをうまく表現できなくて、うう〜んと困った挙句シクシク泣き出してしまうところ、可愛さ100%。やだ、やだーとか。もうどうしたらいいんだ…。


 城太郎にケガをさせてしまい、泣きながら謝るシーンでは
岬 「二度とあんなことするな」
仁 「うん。…おにいちゃん、僕のこと嫌いになった?」

の可愛さに悶えていたのも束の間、その後の「子供つくろ」と岬にのしかかるところは、実はちょっと心配でした。
成田さんのことだし(え)…なんか…変なプレイに聴こえたらどうしようかと…(笑)。

でも、そんなこともなく、よかったです。以前親猫シリーズの成田さんと杉田さんのベルボーイプレイにトラウマになりかけたことがありましてね…。

6歳児声でのえっちシーンなので、成田さんのほうが受けキャラに聴こえます。最初の性教育のシーンと違って、時々色っぽい喘ぎも混じったり。
最後、2人とも声が震えるところとかリアルで良かったなーv


 これまでは成田さんのコドモ声にきゅんとしてばかりだったんですが、うっかり忘れてました、次のシーン。

岬が大人ごっこで名前を呼べというところです。
それまでは可愛らしい高い声で話していたのに、コホンと咳払いをしたあと、成田さんのあの、超絶セクシーな声で一言「岬」と。
うっわー……あの高い声に慣れていただけにこれはキます!
そして愛してると囁くんですが、原作では一回だけなんですよ。ところが、

岬 「それで愛してるって言ってみな」
仁 「愛してる(クールボイスで)」
岬 「もっと」
仁 「愛してる…愛してる(だんだん切なく)…愛してる(コドモ声で)…おにいちゃん大好き…」

なにこの愛してるの四段活用(笑)。
脚本家さん、ええと、佐藤拓さんとおっしゃるんですね、グッジョブです!
だって30歳から6歳に変化していく「愛してる」が聴けるんですよ!!
これはCDならではですもんね。成田さん、すげー!←率直すぎ


 男同士ましてや兄弟で愛し合うという、他人から見ればいびつ極まりない関係も、当の本人たちにとっては幸せで暖かな生活。
それが当たり前になってきた頃、事件は起きます。
お使いに行ったきり帰ってこない仁を探しにでかけた岬の目に映ったのは、いつもと様子の違う仁。

このシーンでの仁のつぶやく声を聴いていて「少年四景」での声を思い出しました。
様子のおかしい仁は、実は自転車にぶつかって転んだ拍子に記憶を取り戻していたんですね。そして岬に衝動的にキスをしたあと、走り去ってしまいます。

岬が仁の会社を訪れるとそこには以前のように無表情な兄が。
あー、成田さんの6歳児が終わっちゃったなー、なんて思ってたんですけど。
このあとの萌えがすごかった。


 最後のトラック、仁と岬と城太郎の3人で祖母の家に行き、お墓参りに行くシーン。
幼い頃の辛かった日々を淡々と語る仁。
神谷さんの切ないモノローグに同調してイライラ(笑)してきた頃、ついに感情を吐露する仁。
「私はあなたが好きですよ。性別や血の繋がりに関係なく愛しています」

ここでの演出が!このタイミングが!阿部さん、最高〜!(そこか)
感動しました…。原作と役者さんと音響監督さんのイメージがぴったり合うってこういうことなんじゃないかなーと勝手に思いました。


というわけで、最後のラブシーンです。
「雰囲気が全然違う…なんかもっとずっとやらしい気がする…」という岬のモノローグのあとの成田さんのキスがっ!ぐは……っ!(吐血)

ここ、絶対自前だーーーーっ!(舌を動かす音が)
…いや、だからなんだと言われても困るんですけど(笑)。
6歳児のキスとは違うのは当然なんでしょうけど、なんてテクニシャンv
「あなたはそうやって私に甘えていればいい」という囁きが急に近くに聴こえてギクッとしたり。吐息にドキドキしたり。
最後のほう、衣擦れの音が激しすぎ。ていうか速すぎ。阿部さ〜ん(笑)
このラブシーン、冷や汗が出るほど萌えました…。


 そんなわけで、聴き終わったあとしばらく茫然としてました。
総合的な感想は、といえば単純に凄かった、としか言いようがありません。
成田さんの演じ分けはもとより、口は悪いけど暖かみのある岬がピッタリだった神谷さんや(会社でのシーンでは泣かせられました…)本物の6歳の子供という難役をあっさりと(なんなく、というのが凄い)演じられた吉野さんも。
これから何度となく聴いちゃうだろうな〜v


 公式予約通販特典のフリートークCDは21分ほど。
「ちょっと我々、声ボロボロですね」と神谷さんが笑っておっしゃってましたが、本当にそんな感じで、ちょっと申し訳ない気分に。

見事に疲れ切ったお2人だったので、いつもに比べれば普通な会話に終始してました。神谷さんのノートに下水の絵を描いた話は強烈でしたが(笑)。
あと、自分の子供の時を思い出して演じたという成田さん。あんな…カワイイ子供だったんですねv
6歳になれるとしたらスカートめくりをしたいとか。今やったら犯罪ですからね、という神谷さんのツッコミにもめげず、童心に返りたいとか。スカートめくりが童心…?
老後の楽しみに自分の出演作を聴くって、またおっしゃってますが。
家でCDなどをどう整理しているかという話から、犯罪を犯したら大変だよと成田さん。BL作品が何万点も出てきたりして、とか。いや、さすがの神谷さんでも何万点はないだろうと(笑)。
まあ、普通に終わりそうなところ、「神谷君の色っぽい声を聴きながら、ああ、こんな人とこんなことをしたお仕事があったんだなあ、と懐かしく思える。そんな未来があればいいと思いますよ」と成田さん。よくわかるようなわからないような…。

最後に
成田さん 「みんなこどもの瞳をいつまでも持ち続けて…」
神谷さん 「あ、それ重要」
成田さん 「大人になりましょうね」
神谷さん 「はーい」
という会話がとてもほのぼのしていて癒されましたv


 そんなわけで、ブックレットの成田さんのサインの横に
「こどもの瞳を私は今も持っている…。本当です。成田剣」
と書かれているのを見て、「そのようですね…」とひっそりと呟いた私でした。。。



ケダモノにはご用心

 ハンサムで優秀な歯科医・村瀬一明のもう一つの顔は、なんと香港マフィア大ボスの御曹司にして情け容赦のないサディスト。そんな一明と紆余曲折を経て恋人になった大学生の榊原連太郎だが、 なんと一明がアクシデントで記憶喪失に!恋人の自分まで忘れてしまった一明に連太郎は――!?香港では李への恋に悩む秀華の身に危険が迫っていた。 (Atis Collection HPより)


 原作未読。成田さんは李徳文役。シリーズ6作目です。
メインは櫻井孝宏さん(榊原連太郎)と森川智之さん(村瀬一明)。
緑川光さん(秀華・ハミルトン)、折笠愛さん(麗華・ハミルトン&秀華(7歳)、野島裕史さん(黄義鳳)ほか。
リーフ倒産後、どうなることやらと思っていましたが、無事に(しかもAさんプロデュースで)続編がリリースされ、ファンとしては最高のシアワセv関係者の皆様ありがとうございます〜

そんなわけで、聴き始めた瞬間、懐かしい気持ちでいっぱいになりました。
一明も連太郎も秀華も李も、みんなお変わりなくw
こういうのがロングシリーズのいいところなんだろーなー。うんうん。
音楽もちゃんと同じ曲が使われててそれも嬉しかったです。

さて内容のほうですが、記憶喪失により、性格が豹変してしまった一明。森川さんの優しい声が素敵です。森川さんのBLキャラではヘタレ攻めが一番好きv
記憶喪失の一明に、「友人だ」と言ってしまった連太郎。
櫻井さんの泣きの演技にはいつもやられます。。。

そして、後半は秀華と李のお話。
秀華と李が出会った頃…というわけで、李、19歳。……う〜ん(笑)。
まあ、ともかくですね(←逃げた)、前作まで、やたらサイボーグのような李だったので、人間味がある李というのが聴けて、とても新鮮でしたし、成田さんがフリートークでもおっしゃっているように、確かにあの李だったら、19歳でもこんなだろうな、というのはよくわかりました。

そして、お話は佳境へ。
事故にあった秀華が呟く台詞が切なくて、切なくて!
前半では櫻井さんに泣かされ、後半では緑川さんに泣かされ(笑)。

秀華「李、もし生まれ変わったら、今度は好きになって…」

号泣ですよ、もう。六堂さんの小説を読んでいていつも思うんですが、すごくシンプルなのに、インパクトのある、というか、胸にぐっと来る台詞をさり気なく書かれますよね。
ここの演出も素敵でしたv

で、麗華と李の病院での会話ですが。
李のあんなに感情の篭ったモノローグって初めてじゃないですかねえ。
ええと、ちょっと原作との時系列がわからないんですが、CD的には、ですね。
あと、成田さんの言う、「秀華さま」という台詞が、一つ一つ違うんですよね、当たり前なんですが。
でもその微妙なニュアンスが、さすが!という感じで、やっぱり……泣かされました(笑)。


フリートークです。
櫻井さんと森川さんの司会で始まり、野島さんの感想を伺ったりしますが、後半は残りのお2人に、というかおもに緑川さんに、丸投げ。
皆さんの楽しそうな雰囲気が伝わってきますv

森川さん 「ケダモノシリーズというと・・・成田さんに会える

・・・愛され方が尋常ではない(笑)。

どうやら緑川さんと以心伝心らしい成田さん。ご本人いわく、走っている、とか?!
特典CDの“連たん”を、「初めて見る生物」と不思議がり、結局よくわかってなさそうな成田さんが愛おしい・・・!(こら)


その特典CDで・す・が!
前回の流れで、前半部分は、歌劇団と化す4人。
凄すぎです。もはや声優さんとしてのスキルを超えている…。

後半は後半で、連太郎のニセモノ、“連たん”登場。
ちなみに、私は、「しょこたん」と「しゃこたん」と「しょたこん」がごっちゃになる、そんな世代。最後のは世代と関係なし。

連たん 「お待たせしたお!みんなの連たんだお!」

櫻井さんの渾身の連たん。もうすべてをこれに持ってかれそうですが、拗ねる秀華をなだめる李の、連続カワユス攻撃に打ちのめされました。

成田さんの、あの、マジメな声で…。
うう…もう…死ぬ……。おなか痛い……。
何度聴いても凄い破壊力。字面では気にしたこともなかったのに。

そんなわけで次回ですが、フリートークで、連たんをとってもやりたそうな方が一人いらっしゃったので、特典のメインは、成田さんの“李たん”になるんじゃないかと思います(笑)。 ←もう続編があると決め付けてる

ああああ、早く「恋のケダモノ」が聴きたいおーーーっ!(←櫻井さんの声で)



くいもの処明楽

 居酒屋『くいもの処 明楽』の店長・明楽高志のそこそこ順調な人生は、年下の生意気なバイト店員・鳥原泰行からの突然のマジ告白と「危機感ヨロシク」発言によって一変する。年上としての意地も、男としてのプライドも通用しない鳥原に平穏な日々を乱されビビる明楽だがー!? (モモグレHPより)


 原作は未読ですが、かなり期待していました。各レビューサイトさまの感想を読むと、とても面白そうだったので。
そして予想たがわず、大ウケ。成田さんメインじゃないCDをこんなにリピートして聞いたのは久しぶりです。
メインは中井和哉さん(明楽高志)・野島裕史さん(鳥原泰行)。
成田さん以外のキャストは、大川透さん(三ツ本夏希)・吉野裕行さん(海老川恒)・岡村明美さん(五藤多香子)・近藤隆さん(奥田優)・土田大さん(松城大) ほか。

 といわけで、成田さんは、牧祐介役。ガタイよく、コワモテ、主人公明楽の幼馴染にして店のオーナー。
みんなのお兄さん、というかパパ的なポジションですね。
登場人物は多いんですが、メインお2人の次に出番が多かったかな。特にトラック3なんて、成田さんのタイトルコール&モノローグ始まり。
お声はいつもの低音カッコいい系。ぶっきらぼうな言い回しとか、ちょっとふざけた軽い口調とかが、なんだかとってもイイ感じ♪
お話はばりばりコメディですが、大げさになりすぎていない演技なので、明楽のことを心配する牧の、

「明楽、気をつけろよ。30過ぎっとケガの直りが遅せえんだ。…ケガすんなよ」

なんてちょっとした台詞が、逆に印象に残りました。
その他、面白い台詞はたくさんあったんですけど、思わず吹いたのは、コレ ↓

牧 「おまえは風俗でも行って目覚まして来い!」
明楽 「・・・そうだ、フーゾク行こう・・・」

もうとにかくですね、これだけキャストが揃っているにも関わらず、これは中井さんのためのCDだと思いました。
キャラのハマり具合がね、もう…恐るべし。

あのめっさ色気のないカラミに萌えました。おのれのBL属性を改めて考えさせられた一作。
初回封入特典は特におススメです。中井さんの最高に可笑しいモノローグ、それに成田さんのカワイイ「ね〜w」という台詞も聴けますv

 で、その特典に入っているフリートーク。
収録後、飲み屋に行く気まんまんな土田さんのコメントがあったのに、「うち帰って飲みます。ひとりで」とさり気に拒否した成田さん(笑)。
みなさん楽しそうでしたね。いやあ〜、とっても面白かったです!



偽装恋愛のススメ

 見ず知らずの超美形な御曹司・洲世に突然迫られた大学生の流。けれどそれは「衣食住付き日給制。期間限定の恋人役」という偽装恋人の契約だった。家出中の流は甘いキスに騙されるままに頷き、次第に翻弄されていく。だが、実は洲世が超有名トップレーサーで、心にある疵[きず]を秘めていることに気づく。それは甘美な蜜のように流の心を捕らえ始め…!? (ムービック HPより抜粋)


 原作未読です。成田さんの役は秋津州世。メイン攻キャラ。クールで俺様、ストイックなキャラだそうで。
ムービックのアフレコ・レポによれば、「今のはイヤラシイので…」とダメだしされたいつものお声を、かなり抑え目に演じられたとかで、そのあたりも楽しみにしていました。
BLCDでレースものは珍しいんでしょうけど、成田さんキャラとしては、最近『バックマン家の人々』を観たり(レースに夢中になっている若者役)、『バイトは家政夫(メイド)!? 2』を聴いたりしていたので(サーキットがでてくる)、個人的にはそうでもなかったり。
…え〜、この3作品の“レース”はそれぞれ違うみたいですけど… ←無責任

さて、成田さんの洲世(しゅうせい)。確かにいやらしさ抑え気味。ま、抑え気味でも、にじみ出る色っぽさは隠しようもなく(笑)。

まずは、“偽装恋人契約”を交わすシーンで。

洲世 「恋人だぜ?呼び捨てにしろよ」

と洲世が言うんですが、この「〜だぜ」のあとの息を吐き出す感じ(?)が特徴的。
26歳という設定に合っているような。おお〜これが洲世のキャラなんだなーと、ひとり納得。
そして早くも ビッグウェーブ ←?

洲世 「俺のこと、名前で呼んでごらん」(超囁き声)

うひー!近い!
このシーン、洲世が急に流にキスをするんですね。囁きながら、名前で呼ぶ練習をさせます。思わず流(cv.立花慎之介さん)と一緒にめろめろ〜vになっていると、突然ぶちっと、

「はい、合格!」って、すっげー爽やかだ!(笑)
あー、こういう感じの爽やかさってあんまり聴かないかも!必聴ですっ!

流のモノローグにあった、極上の色男って表現、すごいですね。ストレートの男の子の言う台詞にしては、ですが。いいですよ、もちろん。BLですから。
洲世も、きっぱり言ってくれました。

「女は嫌いじゃないが、男の方が好きだし」

この台詞、いろんなCDでよく聴きますが、なぜかとっても気になる台詞のひとつです。

その後、1つのベッドに寝ることになった2人。いろいろと語り合いますが、洲世、眠るの早過ぎです。寝オチか、っていうくらいの勢いです。またもや、成田さんの寝息演技を堪能w


 契約を結んだ洲世と流は、パーティー会場へ。
招待客が口々に「新しい恋人かしら」とか言ってますが、誰も男ってことにひっかかんないんだろうか、と思っていたら…。
花輪さんがグレードアップしてました。洲世のライバル役。バリ悪役声です。素敵だ…。

残りのキャラは、マネージャーの麻貴(まき)。平川大輔さんが、さすがの女王ぶりです。
あとの方で登場しますが、セカンドドライバーで麻貴を追いかけている千歳。鳥海浩輔さんの明るいワンコ系キャラを聴いていると幸せな気分になりますなv
次作では、この2人がメインカプになるとか。


 お話の続きですが、「偽装恋人契約」にはちゃんと訳があって、クールに見える洲世には実は悲しい過去があり、それがトラウマとなっているとわかります。
3日に1度は、夢にうなされる洲世。うなされてる、っていうか、ほとんど喘ぎのような。
これはちょっと、確信犯なんじゃないですか、成田さんw

それにしてもここの音楽の切り替え、ヘンです。合ってない…。
流くんも(も?)、どこかポイントがずれてるっていうか、おお〜いとツッコミたくなる部分がチラホラと。でも、洲世のことが気になりだす心の動きが丁寧に描かれていて、流くんと一緒に洲世に魅かれていってしまいました。
それに花輪さんの小悪党演技も。かなりツボです。


 やがて心が通じ合った2人。「おまえのために優勝する」と洲世。お約束…
レース直前、いかにもメット越しな成田さんの声が!うわー、これ、たまんないかも!

流 「トップで帰って来い!」
洲世 「了解」

あ〜、この言い方もいいなあ。成田さんの「了解」という台詞にこだわりのあるワタシ。
『あいつに夢中』と『ミルククラウンのためいき』とこの作品の、「了解!」をぜひ聴き比べてみてください。成田さんの凄さがわかりますw


ラスト、シャワールームでの初エッチ。ルビーなんでライトです。ライトなんですが…、今回妙にドキドキしました。
日頃から臆面もなく、濡れ場といい、萌え〜とか叫んでる私ですが、なんか、素で…。あー、恥ずかしい。なんでだろう、と思ったんですが、成田さんのお声が普通っぽくて、逆に…。
そうか、ディレクターのイヤラシさ抑え目ダメだしのせいか(笑)。
最後、息を乱しながらの「愛してる」はすごくいいです!ぐっときますよーvvv


 というわけですが…、全体的な感想を述べるとですね、どうもこの洲世というキャラがわかりづらくて…。大勢と遊んでいたとか、街で美少年を拾ってくるとか、かと思えば、毎晩抱いて眠りながら何もしないとか、それぞれ理由はあるにしても、どうもはっきりしない印象なんですよね。やたら俺様、とか言われてる割には、可愛い駄々っ子ぐらいな感じだし。
ストイック、っていうのはどうなんだろ。流になんにもしなかったという点ぐらいじゃないですかねえ。

それにみずきのエピソードをもう少し詳しく聴きたかったなー。納得いかない部分がちらほらと…。最後、みずきとの話をそれで終わらせていいのかともやもやしてしまいました。うーん。
おそらく原作はそうでないのかもしれませんが、収録時間のために話を縮小、エピソードをはしょったために、変な綻びが出てしまったのかな、とも思いました。
毎回思いますが、小説をCD一枚にまとめるのって難しい…。

あとですね、なんかモノローグが妙に響きすぎてるっていうか、エコーかかりすぎな気がしてたんですよね。不思議に思っていたんですが、アフレコレポに“ナレーション”という言葉があったのを思い出してまして。モノローグとナレーションを区別させたかったのかなあ、と。
立花さんもナレーションは(言葉は悪いですが)一本調子な感じで、モノローグは台詞っぽく、変化をつけてらっしゃいましたし。
まあ、その効果の程は…わかりませんが。


あ〜、読み返してみたら、ほとんどがツッコミでした…。
いかんいかん。ここは成田さんの声にどっぷり溺れるための感想であって、作品レビューの場ではないはず。その割には言いたい事言ってますが。

私が汚れきってるからかな(遠い目)。
誤解のないように申し上げておきますが、ちゃんとしたお話です。ストーリーの骨組みはきちんとしてるし、キャラもたってるし。それだけに、ツッコミたくなるんですよね。
あー、純粋だったあの頃に戻りたい。 ←なんてしめ方よ…



エス−裂罅−

 「エス」――それは裏社会に生きていながら刑事に情報をもたらす人物。スパイの「S」を意味する。警視庁の刑事として「エス工作」に従事する椎葉(cv.神谷浩史さん)。彼の現在のエスは大物ヤクザである宗近奎吾(cv.小西克幸さん)。しかしその繋がりは、すでに後戻りのできない密接すぎる関係になっていた。――決して愛さず、裏切らず、これからも共にある。そう覚悟を決めた椎葉だったが…。
ある時、密造銃の事件を追っていた椎葉はクロという謎の青年と出会う。そして時同じくして、八年前に銃によって殺された姉の事件の真相に関わる情報が!! 浮かび上がってきたのは五堂組組長の五堂能成。その五堂には宗近と深い関係が――!? 戦慄に震える椎葉。
だがその矢先、一発の銃弾が宗近を貫く!!(サイバーフェイズHPより)


 シリーズ3作目です。1・2作未聴。原作パラ見(理由はコチラ)。
発売前からとても楽しみにしていました。成田さんが演じる五堂能成が、まさに成田さんの役だと思ったので。
一見は柔らかな物腰のインテリヤクザ。しかしその実、銃愛好家で、片羽をちぎった蝶を収集する男。
なるほど、キレ系のカタキ役かあ。そう思っていました。聴くまでは。

こういう役の成田さんって、皆さんそうだと思うんですけど、声とかお芝居の想像がなんとなくつくじゃないですか。成田さんのお得意の役ですし。と・こ・ろ・が…!

もうびっくり。だって、凄くあっさりしてた。
フリートークや特典小冊子で小西さんも語ってらっしゃいましたけど、あんまりにも淡々としていて、えらく拍子抜け。
この変化球は何事なのっっ!?と思いました(笑)。

身元がわからなかった最初だけかな、と思ったんですけど、お話が進んでも進んでも、さらりとした口調は変わらず。
東明とのキャラクターの差別化を図るという意味合いもあったんでしょうかねえ。
東明といえば、演じられた近藤孝行さんも素晴らしかったです。


で、この東明をいたぶりながらも甘やかす、五堂らしいシーンや、片羽をもがれた蝶についてうっとりと語るシーン。それに、宗近が椎葉を抱くところが見たいと言い出すところは、さすがに成田さん、抑えた演技ながらも、五堂の非人間的な部分をきっちり演じてらっしゃって、その存在感と迫力は素晴らしかったです。

でも、妙に何かが噛み合わない、というか、例えばパズルのピースがひとつ足りなくてどうしても完成できないみたいな、変な感覚が、聴いている間中ずっとしていました。

それが解消したのが、ラストシーン、しかもラスト3分ぐらいのところでして(笑)。

椎葉がひとりで乗り込み、五堂を殺そうとするシーンです。
銃を向ける椎葉の前に、五堂をかばうようにして割り込んだ女性。その女性に対し、五堂が言う台詞。

「どきなさい」

この言葉がとにかく衝撃でした。信じられないくらい優しかった。
なんかこの人、ほんとはいい人なんじゃないの?っていうくらい優しかった。
原作を読んでいないため、この女性との関係性がわからないので、なんともいえませんが、きっと五堂の中では筋の通った優しさなんでしょうね。

そういえば、東明とのシーンで、布石は打たれてたんですよね。アメとムチで操ろうというのではなく、どちらも本当の五堂というか、残虐性と慈愛に満ちた表情と。

そして、表も裏もない本当の優しさが、この五堂という非人間的な人物から出てくるという矛盾。その不安定で理解しがたい性格付けが、更に不気味さを煽るという…。
結局成田さんは、五堂の異常性より、この矛盾した性格と無機質な部分を表現するために、あっさりとしたお芝居をされたのかなあと思いました。


いつも思うんですけど、成田さんはどこまで計算されてお芝居をされてるんでしょうねえ。
何かのお話で賢雄さんが、「成田は悩むほうだ」とおっしゃっていたし、千葉進歩さんも「あの人は根をつめるタイプだから」とおっしゃってましたけど、やはりA型的な部分が強いのかな。
でも、ケダモノシリーズの特典CDみたいに、「どうしよう…どうしよう…」とスタジオの隅で悩んだ挙句、始まってみたら、わっー!トンデモないモノ出ちゃった!!(笑)みたいな部分もお持ちな訳で。
まったくもって、理解不能です。
そしてそこが魅力的w

…って、わぁ……私ってば、どこまで成田さんのお芝居に惚れてるんだろう…(笑)。


今回、微妙にオチがわかってしまったような気がしますが、原作を読むのを我慢してCDで最終巻が出るのを待ちたいと思います。
成田さん、最高〜!



スレイヴァーズ ヌード

 社長令息の倉橋柊一は、元使用人・冴木鷹成と立場が逆転した日から、性奴隷として屈辱の日々を送っていた。そんな生活も7カ月が過ぎたクリスマスイブ。柊一は冴木が女性と過ごしていると勘違いし、激しく動揺する。柊一にとって、冴木は殺したいほど憎い存在から無意識の内に変化していた。そんな中、柊一の学生時代の先輩・山脇から連絡が入る。冴木に山脇と会うことを止められていた柊一だったが…。(インターコミュニケーションズHPより:一部抜粋)


 成田さんが演じられている山脇滋は、シリーズ1作目「スレイヴァーズ キス」(2003年)以来の登場。
ちょっとだけ「キス」のほうの話をしますが、私が成田さんファンになって初めて聴いた悪役がこれだったんですよ。いや〜、衝撃でした。なにしろ悪役だなんて知らないで聴いたもんで。
苦悩する柊一の前に突如現れた、高校時代の先輩。陽気でいい人そう…なんですけど、何かがおかしい。じわじわっと来る怖さなんですよ。本性を現したときのキレ演技より、日常会話のほうで背筋に悪寒が走りました。
で、ラスト、柊一を強姦しようとしたところへ冴木が現れ、その冴木を拳銃で撃ち逃走。その後、どうなったのか気になってたんですが、今回、地味に保釈中でした(笑)。

 さて、「ヌード」のほうです。
出番は6分弱ぐらいと短いですが(ガヤでは所々に)、キャラは見事にたってます。

喫茶店での第一声。
「柊一くん。来てくれて本当にありがとう」
これだけの他愛もない台詞で、この山脇というキャラが普通じゃないことがわかります。
語尾ですよねえ。成田さんの語尾発音。

それと、「僕を告訴するんじゃないかと心配になってね」という台詞があるんですが、前半の「僕を告訴〜」のあとに、微妙な間があって、前半とは全く違う声(or演技)で「心配に〜」と続くんですよ。普通なら一気に言ってしまってもいいような台詞なんですが。
こうすることによって、つかみどころのない雰囲気とか表裏のある人物像とかが浮き彫りになるわけですね。
これは成田さん独特の二面性のあるキャラ(特に悪役)を演じるときの技だと思うんですが、これもわざとなのか、自然なのか…。
あ〜、脚本に「」(句点)が入ってたか知りたいな〜(そんなこと気にするの私だけでしょうね…)。

結局お話的には、山脇の本当の心境は読めなかったですね。
まあ、おそらく、実は小心者なのに、事件が大事になりそうであせっている。でも、チャンスさえあって、見つからないという保障さえあれば、同じような事件を起こしかねない。
そんな感じでしょうか。
そういえば、山脇の台詞を聴いて思い出しましたが、自分がなんかやらかしといて、「僕は人を見る目がなかった」って言った人、最近いましたね。○○えもんみたいな人がね(笑)。

メインお2人ですが、森川さんの敬語攻めは、もう何かの域に達してますね。うっとりと聴き惚れてしまいました。
それにドラマCDでの櫻井さんの演技を久しぶりに聴いたんですが、なんか、変わられましたね…。激しく心情を吐露するシーンでは、当初ちょっと声の荒さを感じたんですよ。
でも聴いていくうちに、それが柊一というキャラの切羽詰った内面に合ってるな、と。以前はもう少し‘作られた’お芝居をされてたと思うんですが、ある意味自然な演技になられたのかもしれません。そうそう、「可愛いひと」でも思いましたが、櫻井さんはこういう鬱屈した役お上手ですね。
あと、結城さんの6歳にはひたすらビビりました。すげーや。

最後にフリートークですが、成田さん、相変わらずいい味を出されてますw 確かにあの水を飲む音はやりすぎのような(笑)。
それと、賢雄さんがコメント中、キャストの話をされている時に、えらく唐突に「なりたv」って(笑)。
その一言だけ更に抜きで録ったんじゃないかと思うようなお声でしたが(編集ポイント…?)。何事かと思いましたよ。

そんなわけで、「スレイヴァーズ」シリーズ、まだまだ続くようですが、山脇の再登場は…、たぶん、なさそう……。



YEBISUセレブリティーズ 4

 顔も才能も超一流のオトコ達が集まる『Yebisu Graphics』イチの切れ者・綿貫は、仕事しか頭にない天才外科医の狩野と7年越しの恋愛中。綿貫を"巻き込んでしまった"という負い目を持つ狩野は、今以上に二人の関係を進めることに不安を感じていた。そんな時、綿貫に見合いの話が持ち上がって!?(オフィシャルHPより)


 ええ〜、成田さんも森川さんも、BL界では異名(!)を持ってらっしゃるだけあって、普通っぽい役って少ない気がします。
ところが今回は、普通な会話が目白押し。いえ、キャラ設定自体はそんな普通でもないんですよ。めちゃめちゃ仕事のできるアートディレクター(成田さん)に、かたや優秀な外科医(森川さん)。

まさにセレブリティーズな2人(笑)ですが、お話の主題はきわめて現実的。30過ぎたイイ男になら必ず持ち上がるであろう結婚問題というやつです。

攻め君に持ち上がる縁談話。留守電にうっかり吹き込まれた(←ありがち)母親のメッセージでそれを知ってしまう受け君。別れる、別れないなどとすったもんだの挙句、「愛してる。結婚しよう」でラブラブハッピーエンド。
・・・王道です。さすが帝王(笑)。

最近ぶっとんだ内容のCDばっかり聴いていたおかげで、なんだかとっても新鮮でした。ストーリーも実際にありそう〜な部分とドリーム的な部分が上手くミックスされていて、素直に楽しかったです。
ありそう〜といえば、二人だけの会話のシーンも日常のひとコマみたいなのが多くて、かえって悶えました。

食事後、テレビを見ながらうたた寝をしている狩野に囁く綿貫。
「竜也。風邪引くだろ。ほら、ベッド行くぞ」
(↑セクシー低音成田ボイスでどうぞ)

 あと、何回か出てくるんですけど、いわゆるピロートークっていうんですか、あれがね、もう「ミルククラウンのためいき」以来の大ヒット。
吐息がね、たまらんのですよ。
別れ話で言い合いをするシーンなんかも、ありそう〜な感じで良かったなあ。

 そういえば、今回最大の萌え台詞はコレ。

狩野「ただいま」
綿貫「おかえり」

たったこれだけの会話なんですけど、2人のお互いを思う気持ちが凝縮されている感じがして、うっとりとしてしまいました。

何気ない会話に萌え倒したおかげで、肝心の「愛してる」「結婚してくれ」のインパクトは薄くなっちゃったかなあ。
噂の「キスがまずい」は色気たっぷりでしたけどもv
そうそう、確かにクサいかもしれませんが、綿貫のセリフ「死が二人を分かつまで」は、ちょっと感動しちゃいました。う〜ん、でもこの辺も音楽がなあ…ゴニョゴニョ。

 さてさて、カラミは2回。最初のHでは森川さんの声が急に高くなってびっくりしてしまいましたが、2度目のはね、ええもう、ミラクルですよ!!
思いが通じ合って、余裕のない二人がせわしなく愛を確かめ合うというこのシーン。
場所が宿直室なだけに、声をかみ殺しながらの息の絡み合い…!
私を悶え死にさせるつもりですか。もう本当に酸欠になりそうだった。

これたぶんお二人のイメージがぴったり合ってたんじゃないかなあ。そんな感じなんですよ!もしくは相当アイコンタクトをしていたかw
ラブラブHとも、エロティックなHとも違う、幸せすぎて胸がきゅっとなるような切な系。2人の息遣いにやられました・・・。

 で、フリートークはというと、まあいつも通り…かもしれませんが、なんか成田さんがちょっと照れてたっぽい気がします。
おや成田さん、森川さんと初対決っていうのはご存知だったんですね。そんなところばっかりは森川さん以上に把握しているところがステキ☆
相変わらず会話はかみ合ってないんですけど、最後に「YEBISUセレブリティーズ」という言葉だけはえらく息が合ってたよ(笑)。

こういうシリーズでの1カップルに続編はなさそうですけど、成田さんと森川さんのカップリングはまたぜひ聴きたいなあ。
今度はぜひリバでっ!お願いしますよ、阿部さーん!(なぜ名指し)

 おまけ:気のせいかもしれないんですが、自前のキスSEが今回やけに多いような…?




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