恋愛操作(コントロール)2
社長とデザイナーの大人の恋。相変わらず駆け引きばかりで少しも素直になれないけど、実は甘々な奥村と山代。そんな二人の前に年下で魅力的なバーテンダーの笹谷が、現れて…!?(b-boy
WEBより) お待ちしておりました。前作発売からおよそ1年。長かったなあ。 でもめでたく続編が出たということは前作もそこそこ売れたってことですよね。キャスティングに関してはまあ…賛否両論あったようなので、その辺は一安心。 原作既読です。成田さんは山代啓役。美形・クール・ツンデレと三拍子揃った正統派受けキャラですよ。BLCDにおける成田さんの受けキャラは、大抵コメディ系か脇キャラだったので、大変貴重です。 さて、冒頭の「乾杯」という台詞から、若くいくぞ!という成田さんの気合が感じ取れますw しかし難しそうですね。20歳そこそこぐらいならクールなキャラでも多少子供っぽさを強調すれば若く聴こえるんでしょうけど、20歳後半でクールキャラとなるとそうもいかないんでしょうし。 これで奥村役の小西克幸さんが成田さんより年上だったら楽だったのかもしれませんが…。 結局はこの年齢設定というか、小西さんとのバランス(奥村は30代設定)がネックになっているようで、インタビューを読むと、小西さんも成田さんも相当気にされているようです。 特に成田さんの啓は前作と比べて若くなっているような気がしました。そんなにトーンをあげているわけではないようなんですが、ちょっとした語尾の言い回しですかねえ。個人的には1の時の啓の声も結構好きだったんですがv 今回の当て馬、笹谷くん。 原作を読んで笹谷は鳥海さんのイメージだなーと勝手に思っていましたが、杉田智和さんというキャスティングが発表されて、それはそれで別の意味でワクワクしてましたw 原作者の蓮川さんいわくツンデレ攻めな笹谷ですが、啓にいろいろ吹き込むシーンでは意地悪というよりねっとり系っぽかったかなあ。 ちょっと「ラブプリズム」を思い出してしまったり。 でも啓のことが好きだと告白したあたりからは、ちゃんと素直で一途な性格が表現されていて、最後のあたり、啓を引き止めようとするシーンでは思わず応援したくなりましたv ストーリーとしては、二人の前に年下のバーテンダー笹谷が現れ、奥村と啓はお互いの気持ちを素直に言えないまま、不安だけがつのり…という展開になっていきます。 啓が不安に駆られて、奥村にぎゅっと抱きつくところがむやみに可愛くて、とりあえず最初の悶えどころ(笑)。 「不安と…嫉妬だ」という台詞の弱弱しさにはキュンキュンしましたv 台詞といえば、今回楽しみにしていた台詞の1つに、「バカ!」というのがありまして。 「いつものバーで」と囁く奥村に啓が照れ隠しに言うんですけど。 奥村ならずともニヤニヤしてしまうような可愛さなので大注目ですっ! あと前作にも登場した仁(cv.石川英郎さん)と亜澄(cv.下野紘さん)も少しだけ登場。 成田さん、デジャビュて言いづらそうですw 細かいんですけど、亜澄の話の後ろでちゃんと啓がグラスを口に運んでいるような息とSEが入ってるんですよね。原作では少し描写があるだけなんですが、CDでもちゃんと啓が話を聞いている雰囲気が出ていて、おおーと思いました。 このあたりは演出の良さなんでしょうかね。そういえば、このシーンは最後に原作にはない台詞が少し追加されてまして、啓と亜澄のやり取りがとってもキュートvでした。 その後飲みすぎて部屋に戻ってからの、 「こういう時に…声、聴かせろよな」 というのも聴きたかった台詞第二弾wこの〜ツンデレくんめvvv 結局偶然が重なり、ちょっとした誤解から奥村に不信感をつのらせる啓。 平気な風を装っている強気な啓の口調とは対照的に、「言って。死ぬほど嫉妬したと…」という啓のモノローグが切なくて切なくて。 無駄に自制心の強い奥村は妬いてくれません。もちろん我慢しているだけなんですけど。 このシーンにはぐっときました。原作知ってるのに…なぜ泣かせられるんだか…。 しばらく奥村とは会わないと決めた傷心の啓の前に、焼き芋を持って(笑)笹谷がタイミングよく現れるんですが、ずっと張ってたんでしょうか。。。 ストーカー笹谷。確かに付け込み時ではありますが。 お昼ごはんが焼き芋っていうのはちょっとどうなんだっていうw そして笹谷に優しくされてもやはり奥村を忘れられない啓。 「俺の涙か…」のあとのすすり泣くような息がもう、もう、もう……!(じたばた) 誤解もいいタイミングで解けまして。奥村との地下駐車場でのシーン。 ここから萌えの連続攻撃。もうどんな台詞にも一々萌える。 なんでこんなに萌えるんだろうと思ったんですが、やっぱりこう滅多に演じられないタイプの役ですし…受けキャラならではの可愛さとか…成田さんが事あるごとに受けキャラは恥ずかしいと仰ってることとか…(え?) 最初のキスシーンもなにやら生々しく(笑)。その直前にちゃんと原作どおり、奥村が啓の眼鏡外すカタッという音が入っていたりw 奥村の舐めの音には心底驚きました…。あれは小西さんの自前SEなんでしょうか…。 で、肝心のカーなんちゃらなんですけど(こら)。 増量してましたv なんというサービス…!ブラボー!! 前作も朝チュンやらフェードアウトばかりでしたし、今回原作からして短かったのでさして期待はしてなかったんですよね。 ところが、カーなんちゃらな上、騎○○まで披露してくれまして(こらこら)、大の男2人、果たして車の中でそんな格好が可能なのかという疑問を残しつつも、関係各所の気概が感じられ嬉しかったです。 だってねえ、あれだけ引っ張って引っ張って、ようやく幸せになったのに、見開き1ページのラブシーンで済む訳がないのですよ!あれは必要なシーンなのです!決して濡れ場がたくさん聴きたいわけでは…!←説得力なし ラブシーンはもう、萌えポイントを挙げるときりがないので…。とにかく聴いてください(ひでぇ)。 フリートークで小西さんがおっしゃっていたように、激しかったことは激しかったんですが、エロ系ではなく上品な色っぽさ。SEもいい感じで臨場感たっぷりだったし、息もぴったり合っていて一発録りとは思えな……だって2テイクめ…(笑)←バラした 20周年記念のトークライブで成田さんご自身が話されていたんですが。 ラブシーンで喘ぎが女性っぽくなってしまった、と。あとで小西くんにも謝って録り直してもらおうかなとまで思ったとき、音響監督の阿部さんに止められ、女性っぽくなっちゃったね、と言われたそうです。 なので、収録されているのはおそらく録り直した分なんでしょうね。そのボツになったほうもぜひ聴いてみたいんですが…。 ラストシーンも少し台詞が追加されていました。大人のやり取りではあるんですが、よく考えればカワイイ子供っていうか…v 奥村と啓、これからどうなるんだろうなあ。続きが気になりました。 さて、フリートークは、成田さん・小西さん・石川さん組と、杉田さん・下野さん組、神谷さんお1人、と分かれて。 前作でも出た小西さんBL初めて物語が今回も。3人とも、前回も全く同じことを話されたことはすっかり忘れているご様子。 小西さんの初BLでお相手が成田さんだったというCD『はめてやるっ!』についてなんですが、これには石川さんも出演していらしたので、小西さんと2人、成田さんキャラ(辰巳)について色々話されてました。 成田さんじゃありませんが、2002年に発売された作品なのに、石川さんと小西さんがよく覚えてらっしゃるのに感心してしまったんですが、確かに強烈すぎて(by石川さん)忘れられないでしょうね…。 石川さんが「この人(成田さん)、物凄く誘ってたじゃん」と仰っていたのがやたらおかしかったんですけど(笑)。 キャラクターについてお2人にいろいろ言われて(淫乱とまで言われた…)、成田さんはさすがに「作ってる!そんなことない!」と否定していましたが、それ、全部本当ですんで。残念ながら…。あーあ、続編でないかなあ。。。 とまあ、別作品のことはさておき。ラブシーンでは久々にクラッとしたという成田さんですが、心地いいクラクラ感で結構良かったそうですv 喘ぎが女性っぽくなってしまったという成田さん。気になった言葉が。 成田さん 「女の子ってこうなのかなみたいな。全然役とは関係なかったんだけど。戻れてよかったと思いました」 ってどこに行きかけたんですか?(笑)凄く気になるんですが…。疑似体験できてよかったですねと言われてました^^ 最後に杉田さんの成田さんの物まねには大爆笑しました。鼻腔の奥のほうで響かせすぎです(笑)。 そんなわけで長々と勝手な感想を綴ってしまいました。 原作は2巻までしか出ていませんが、蓮川さんにはぜひ頑張っていただいてv更なる続編を期待したいと思います。 とっ〜〜ても楽しかったです! |
メイド★はじめました〜ご主人様のお世話いたします〜
18禁PCゲームのドラマCD化。メイン3カップルそれぞれのゲームED後のお話とサウンドトラック集。成田さんは東久世家長男の翡翠役で、トラック2の琥珀&翡翠編にご出演です。お相手の琥珀役は宮田幸季さん。 琥珀&翡翠 編のあらすじ 翡翠が琥珀を想う気持ち、琥珀が翡翠を想う気持ち、お互いの想いは深く他を寄せ付けない。翡翠は想いを言葉に出さず、琥珀の想いを言葉に出させようと優しく問いかける。 (TeamEntertainment HPより) 先に少しだけメインカプの感想を。主人公律役の山口勝平さんと瑪瑙役の安芸怜須ケンさんがとってもイイ味を出されていたのでv ゲームをプレイしてから久しぶりの「メイド★はじめました」ですが、最初から何の躊躇いもなく“新婚旅行”“夫と妻”というキーワードが出てきて、ああメイドだな、としみじみ(?)してました。 勝平さんの声の若々しさには毎回驚いてしまうんですが、ラブシーンなんかは更にロリまで入ってまして。ショタどころかロリ。いやはや…。 瑪瑙に無理矢理謝らされるシーンは面白かったです。でもあんな謝り方させられたら私ならキレる(笑)。 とりあえず安芸怜須さんの「奥さん」っていう言い方は激ヤバでした。まるで洗○屋ケンちゃん… いや別に観たことないけど。あ、ほんとにケンさんだ(笑)。 そんなわけでもう1人のけんさんのほう(どんな繋げ方よ)。 始まって一分間、これは朗読CDだったろうかと…。 翡翠のモノローグ入りでお話が進んでいくんですが、台詞とモノローグに差があんまりないんですよね。これは演技というより、SEの問題?これはこれで面白かったですが。もう少し効果があってもいいんじゃないですかねえ。 はっきり言ってストーリーはあって無きが如しですが、日頃無表情な翡翠の心の声は聴けるし、2人のラブラブっぷりはこれでもかというくらい堪能できます。宮田さんの健気で可愛らしい琥珀もぴったりですし。 ただ冒頭、成田さんの 「寝起きの琥珀は、とても とても とても 可愛い」 と言う台詞を聴いた時はさすがに砂吐きそうwでしたが、 「たくさんワガママを言え。たくさん…甘えろ」 というお声にはかなり萌えました。ちなみに…が重要です。甘えろ、のあとにちょっと息を吐き出すような感じもさらにグッドでございます。 あと、台詞といえば、 翡翠 「その信頼に応えたいと思う。…全力で」 には盛大にふきました。ほんとにもう…。 最近「全力で」という言葉がやたら多いような。気のせいかとは思いますが。 でも、この台詞はちょっとアヤシイと思いません〜〜?ちょっと不自然な気がするんだけどなあ…。 で、最後は朝えっち。 最初はお2人ともキスシーンお上手だなあ、とか冷静に聴いていたんですが、なんか真っ最中にまで成田さんのモノローグがありまして。久しぶりにちょっと恥ずかしかったり。 えー、まあ、「体が熱い〜」とか「おかしくなっちゃう〜」とかいう台詞は実際どうなんだ?なんて思ってはいけないわけです(え)。 宮田さんもかなり熱演されてます。モノローグ量の多い成田さんに負担が…と思っていましたが、最後の濡れ場を聴いて、これでチャラだなと(笑)。 ブックレットのキャストコメントも成田さん、相変わらずとばしてらっしゃいます。 「演じている私もうっとりと酔いしれた」そうですので、そういう気持ち(?)で聴くのがいいのかもしれませんv あ、ここにも全力って書いてある……(脱力)。 石榴×珊瑚編のほうも、ラブラブあまあま。 沖野さんと空乃さんのコンビはいつ聴いても、とてもバランスよく感じます。 ちなみに石榴と珊瑚のえっちは妙に長かったです。ご馳走様でした^^ 1トラック21分ほどのオムニバスですが、翡翠のモノローグが多かったので、個人的にはまあまあの満足度でしょうか。 正直に言えば、萌えるより笑っていることのほうが多かったですが…w |
夢見る星座
うなじ、手首の内側、君のほくろはスーツに隠れそうな場所に場所にある。それを線でつないだら、綺麗な星座になるだろう…。男たちが日常で抱える秘密の妄想が、ある日美しい恋になった。(モモグレHPより) 3作品のオムニバスCDです。原作既読。成田さんは表題作「夢見る星座」の柳沼役。 草間さん独特の世界をどのように表現するのだろうと興味津々でした。きっと難しいだろうなと思ってたんですが、冒頭の柔らかな音楽と風の音に、成田さんの「額に葉陰が青く落ちて…」というモノローグが凄く自然に溶け込んでいて、一気にお話に吸い込まれました。 いやあ、びっくり。この演出された方、いいなーv嶋澤みどりさんとおっしゃるんですね。 成田さんも久世役の平川大輔さんもとても丁寧に演じてらっしゃって、その演技に寄り添うような繊細な演出が印象的でした。 で、合間に何度か挟まれる、柳沼が久世のほくろを少しずつ見つけていくモノローグがいいんですよねえ〜v 重すぎないナチュラルな響きの声で、ストレートに表現されていて。 何気ない呟きなんですが、柳沼が久世に対して暖かな思いを抱いているのがよくわかるんです。 見えにくい場所にあるほくろに気が付くということは、それだけ相手のことをよく見ているということで、柳沼は自分では気づかないうちに、徐々に恋心を育てていたんでしょうね。 こういうところがこの作品の面白さかなと思います。 “こいつのあんなところが好きだ、こんなところが好きだ”と心情を説明しきらずに、日常の流れの中で、印象的なシーンを積み重ねていく。 そして最後のプラットフォームのシーン。 柳沼 「首から背中のほくろまで爪で辿ったら、引掻いた跡が赤くつながって、きっと…星座みたいになると思って…」 ロマンチックだなあ〜vvv これはある意味愛の告白ですよねえ。 一歩間違うと、ただのほくろフェチになりそうですが(笑)。 この台詞の成田さんのお声がまた素敵で!うっとりしてました…w それと、「おまけの翌週金曜日」がちゃんと入っていて嬉しかったです。ほのぼのした2人の可愛い後日談が聴けます。 そんなわけで初回特典の本編より長い(!)フリートークです。 二本目ということでお疲れ気味の平川さんとお2人で、就活や星座占いのお話など。 成田さんがフリーになられたことがわかった今聴くと、いくつか気になるお話があって…。笑いながらおっしゃってますけど、大変な時期だったのかなあと。 それから平川さんのほくろの話。 「(平川君の)頬の6つのほくろを辿ると…」と本編の台詞のようなロマンチックなことをおっしゃっていますが、出てきた言葉は、「ひしゃくに見える」でした(笑)。まあね、確かにね。北斗七星…、ひ、ひしゃくかあ…。 そしてトークのまとめに入ろうとする平川さんに対し、「平川君、体の中にもあるんだって?胸にもあんの?」と引っ張る成田さん。「胸の真ん中にある」と答える平川さんに、 成田さん 「乳首には?」 平川さん 「ないですよ」 成田さん 「…つまんない」 ←こらこら(笑) 平川さん 「また凄い残念そうな顔をして…」 さらに「乳首にほくろを描いて見せてほしい」と字面にすると(しなくても)、とんでもないことを提案(笑)。 おそらくサービストークしようとされたんだと思いますが、日頃はノリのいい平川さんに今回ばかりは「別に男のを見たってしょうがないでしょ!」ときっぱりと拒否られ、「ちょっと…すべったかな…」と寂しそうに呟いてました(笑)。 そんなわけで最後に、とっても気になった、ブックレットの成田さんのコメントを。 「同性のラブロマン。なにか幸せな気分に浸っています」 …どういう意味なんだろう…。いや、確かに同性同士の恋愛ものですけど。なぜこの2つの文章がくっつくのかよくわからないんですが…(笑)。 と、まあ、そんな謎を残しつつ、感想を終わりたいと思います。 成田さんが出演されている本編自体は約13分と短いですが、心に残る素敵な作品でしたw |
恋愛操作(コントロール)
クールビューティーなインテリアデザイナー・山代啓に、仕事を依頼してきた「JIRI」オーナー・奥村喬。互いのことが気になっているにも関わらず、2人は大人の駆け引きばかり。奥村の甘い口説き文句に、プライドの高い山代は…!?(アニメイト通販HPより) どうしよう。 いきなり何ですか… 冷静に書ける自信がないんですが(いつものことだろ、というツッコミはなしの方向でv)。 日記にもさんざん書きましたが、成田さんがメイン受けから遠ざかって苦節4年。 ようやくこの日が訪れましたよ…。全国の、いえ世界各国の(笑)成田さん受けキャラファンの皆様! 変な笑いが止まりませんが、努めて冷静にいってみようと思います。 というわけで、原作既読です。成田さんが主役で決定している作品の原作は読まないことにしていたんですが、誘惑に負けました。 でも結論から言うと、個人的には原作はやっぱり先に読まないほうがよかったかなー。どうしても気になるところが出てきちゃうし…。長くなりそうなので、原作の内容自体に関しては今回も触れません。 さて、成田さんの役は、メイン受けキャラ、インテリアデザイナーの山代啓。 お相手奥村喬に小西克幸さん。ほか、神谷浩史さん(式浩介役)、石川英郎さん(鷹宮信仁役)、下野紘さん(吉野亜澄役)等。 最初の印象はというと、ちょっとやさぐれ気味な山代さん…?(笑) そんなに低くもなく高くもなく。うん。成田さんの持ち声の中でも高くはないですね。 雰囲気はちょっと『玉響』の久瀬っぽいような。最近割りによく聴くお声かな。 キャラにもよるんですが、成田さん的には、20代真ん中かやや後半あたりで声のトーンの境目ができてるような気がします。 次に問題の年の差ですけど(笑)。 そういうお声なんで、小西さんがいくら低音で頑張っても、微妙かなーという…(奥村が30代後半、啓が20代後半という設定)。 でも最初のバーのシーンでは、ちゃんと年下に聴こえました! 台詞回しだけで若く聴かせてしまうという技。 まあ、その後は、聴こえたり聴こえなかったり。仕方ないっすかね、これは。 原作を読んでしまっていると、奥村が小西さんなら啓は神谷さんかなあとか、啓が成田さんなら奥村は賢雄さんのほうが、とか考えてしまうんですが、年齢の問題を除けば、小西さんとの声のバランスはいい感じに聴こえました。 あと気になったのが、回想シーンでの奥村の台詞、「君は意外に子供っぽいな」×エコー3回。 ん?このエコーのかけ方、阿部さんぽい…。その後も3-4回はあったでしょうか。 あとで確認したところ、やはり演出は阿部さん。あの噂は本当だったんですかねえ。どうりでSEが細かいと思った…。 お話に戻ります。 奥村のことが気になっているくせに、プライドが邪魔をしてなかなか素直になれない啓。フリートークで成田さんも語ってらっしゃいましたが、この奥村に惹かれていく心の動きを、成田さんがモノローグでもりもり喋っていてくださって、ファンとしては最高のし・あ・わ・せ…! 今まで、BL作品でこういうのなかったですよねえ。『お嫁においでよ!』は短かったし。 メイン受けバンザイw 「もっといろんな顔させて…見てやる。見てみたい…」という辺りから、おおっ、と思ってたんですけど、もうっ、どんどんモノローグが色っぽくなってくんですよっ! そして、雪の中での告白シーン。 もうドアタマの「雪降ってる」という言葉にいきなり萌えました。この言い方いいよ〜v 奥村の優しい言葉に、ついに啓も告白します。今回の最萌え台詞 ↓ 「俺の心から…あなたははなれないんだ」 って、途中から息が詰まってすすり泣くような声にっ!・・・心臓直撃。こういう成田さんの声って、なかなか聴けないですって!たまんないっす。これぞ受けキャラの醍醐味(笑)。 で、いろんな意味でドキドキしながら、濡れ場です(濡れ場言うな)。 あ、可愛い…。ちゃんと美人受けだ。よかった… ←? なんか、もう目頭が熱く…(え)。濡れ場を聴きながら涙するワタシ。 あんなこともあった・・・こんなこともあった・・・そして、成田さんのメイン受けが今ここに・・・! って、朝チュン(by和彦さん)かっ! ええーー!?これだけぇぇぇ!?もうちょっと聴かせてくれーー! あの走馬灯のようによみがえった思い出の数々をもうちょっと咀嚼させてよ(意味不明)。 原作どおりだから仕方ないけどさ…ちえっ…。 濡れ場の短さに文句を言うという、ある意味正しいBLファンの在り方を示したところで、次に進みます。 コミックス「恋愛操作」に掲載されている「恋愛操作 前編」「後編」「恋愛操作U」がほぼ全て収録されていますが、「U」のほうで気になったことといえば・・・、 年齢断定を避けていた(笑)。 式の台詞、“20代後半と30代後半の男2人で”が“大人の男2人で”になってました。脚本家の方の気遣いに涙。 次の濡れ場も朝チュン気味。わかってたけどさ…。もうグレちゃうよ、わたし・・・。 例のネクタイを外すシーン。 「ゆっくり…」が危うく違うキャラになりかけたような気がするんですが、続く「ですよね」で啓に戻ってくれたのでよかった。あぶないあぶない(笑)。 他、寝起きシーンが2回ありましたけど、どっちも可愛かったです。特にラスト。 「人の寝顔見てたんですか!もう…!」って、お布団かぶっちゃうんですけど。 この「もう…!」がちゃんと布団越しな感じで!これは、成田さん、口に手か台本をあてて…じ、自前ですか〜!?・・・イヤン(笑)。 もはや萌えどころがおかしいんですが。ちなみに原作にはこの「もう」はありませんでした。 フリートークです。 小西さんが「初めての相手が成田さん」て思い出話をw 別メーカーなんで作品名は出されませんでしたけど、 成田さん 「そうそう。(小西さんが)攻めだった」 小西さん 「せめぎあう(笑)みたいな…」 石川さん 「攻めてるような受けだったから…」 等など、話してくださいました。 もう5年近く前なのに、『はめてやるっ!』のことをみなさん覚えていてくださって、ファンとしてはとても嬉しかったです。 成田さんが司会でしたけど、珍しく落ち着いて(コラ)らっしゃいましたね。最初は勢いよく始まったものの、お疲れのせいか、どこかぼーっ、とし出す成田さん。役が抜け切っていないのか、ちょっと色っぽいvvv 小西さん 「すごい甘い声をずっと出してたじゃないですか」 成田さん 「…いつ?」 いつって(笑)。 (役もしくは演技の)引き出しが増えたかな、と成田さん。今回の役はある意味、正統派の受けキャラですけど、今まで演じられた主役受け3作はコメディ系入ってましたもんね。始めから最後まで出ずっぱり、シリアスモノローグたんまり、なんてなかったし。 またこの引き出しを開けていただきたいものです! はあ。結局、全然冷静に書けませんでしたね。。。 聴きながら書くからいけないんでしょうか。 まだそんなに回数聴いてないんで、そのうちにまた追記したくなることが出てくるかもしれません。これ以上まだ何か書く事があんのか、って感じですが、個人的に一大事件だった今作品。大事に聴いていきたいと思っています〜w |
野蛮なロマンチシスト
ミニコミ誌の記者・倉橋多聞がカフェ「エスターテ」を取材中に出会った、横柄で感じの悪い男はオーナーの兄・芦屋愁時。彼は、多聞が憧れているルポライター・シュウジAだった…!! 以来、芦屋家に通い始めた多聞は、愁時に気に入られ次第に打ち解けてきたが、やがてふたりはお互いを意識し始め……!?(ムービック
HPより) メイン攻キャラ、芦屋愁時役。原作既読です。感想は→コチラ お声はですね、やや太め、若干低め。あらすじにある“横柄で感じの悪い男”というよりは、ぶっきらぼうで無頓着な感じ。 たまには(たまには?)こういう普通のお兄ちゃんもいいですねv さて、三男朋春(cv.鈴木達央さん)は、報道カメラマン志望なのですが、長男愁時は大反対。言い争ううちに、自分だけ兄弟と血が繋がっていない事を知っていると愁時に言ってしまうのです。 茫然とする愁時。そこへ次男冬海(cv.千葉進歩さん)がやってきます。 冬海 「言い争う声が聴こえたから…愁兄?」 愁時 「………」(ため息) もう、このため息にグッときちゃって!やはり成田さんの「………」はイイ(笑)。 その後、朋春の実の父親峰蔵もからみ、冬海に厳しいことを言われた朋春は、ついに泣き出してしまいます。報道カメラマンになりたかったのは、愁時みたいになりたかったため。 そして…、 朋春 「…自慢してもらいたかった…朋春はすごいな、って」 もう原作と同じところで泣いちゃいました。 こういう気持ち、わかります…。鈴木さんもフリートークでおっしゃってましたけど、つい昔の自分と重ね合わせてしまったり。 私だけかもしれませんが、朋春関係のエピソードがインパクト大だっただけに、肝心の愁時と多聞(cv.武内健さん)が恋愛関係になるまでの説得力がイマイチだったような。 最後の方がえらい駆け足だったのが原因でしょうか。 特に多聞の田舎でのシーンは、回想で処理してしまっていたし。 キスシーンでは成田さん、相変わらずがっつりと息を入れてらっしゃいましたけど。武内さんより…(え)。 というわけで、濡れ場は微妙に唐突。どんな原作でも、やっぱり一枚に収めるのって無理があるのかもしれません。 ただ今回の場合、前半部分に時間を割きすぎじゃないですかね。原作既読だとそんなことばかりが気になっちゃいます。 それはともかく、濡れ場はライトでした。・・・ライト・・・ですよね? もう自分の感覚に自信がありません。というより、ラブシーンとかじゃなくて、濡れ場とか言ってるあたり間違ってる気が。成田さんのせいだ(笑)。 久々のメインということですが、真っ最中の囁き声は健在でございます〜。そして、色っぽい吐息もv で、あの…最後、ズレたっぽくないですか?おそるおそる… 違和感はないんですけど、なんか…そんな気が…。そういう演技プラン…? リアルではズレて当然なんでしょうけど。いや、そんなことはどうでもいいんですが(笑)。 ラスト、多聞くんの爆弾発言に思いっきりむせる愁時さんが可愛いかったです。 ムービックなのでフリートークではなく、ボイスメッセージ。感想は→コチラです。 こういうほのぼのとしたお話、いいですね。成田さんのお声にも、とっても癒されましたw |
桃色御伽草紙〜MOMOCANV〜
自らが仕える、桃王国の第3王子・桃太を心から愛する風鬼。想いのままに抱きたいけれど、大切すぎて触れられない――そんなもどかしさに苛まれていた時、事件が起こり!?ファンタジック主従ラブ。(モモグレ HPより) おや、意外に渋いご登場でv クレジットがやたら後ろの方だし、どうもゲストキャラっぽいので、油断しまくっていたんですが、開始から10秒ほどのご登場でちょっとびっくり。 原作未読で、セツラという役名しか事前情報はなく、聴いております。 成田さんは、王よ、とか呼ばれつつ、かなりクールな低めボイス。 ほれぼれと聴き惚れていたら・・・成田さんがおっしゃいました。 「その身を差し出した・・・美しく愛しいももの一族よ」 ・・・今、何かすっごい違和感が(笑)。 もも〜?ももって、あの「桃」ですかっ!? そりゃ、タイトルが桃色御伽草紙で、桃王国の桃太が主人公なら、桃に間違いないんでしょうけど!(連呼しすぎ) シリアスボイスでいきなり言われたもんで、衝撃が大きかった。 いえ、たぶん笑うところじゃないんだろうと思います。スミマセン。 要するに古来よりの契約で、鬼一族は桃一族に仕え守る代わりに、桃一族は鬼に精気を吸わせていると。 精気。BLで精気ったらアレしかないわけですが。 岸尾大輔さん演じる桃太王子に興味津々のセツラ。 クラスメイトの犬飼くん(cv.近藤隆さん)の体を乗っ取り、桃太をおびき出し…。 セツラ「見るからに美味そうじゃないか。どれ、ちょっと舐めてみるかな(ぺろり)」 以前はこういう典型的な粘着系キャラはよくやられてましたけど、最近はひねりのあるキャラが多かったじゃないですか。 妙に懐かしい気分になるのはなんでだろう(笑)。 そして、炎鬼(cv.檜山修之さん)との対決シーンで、セツラが風鬼の父親であること、鬼が島に篭ったハグレ鬼であることがわかります。いや、全然わからないから。 セツラ@成田さんはいかにも悪役〜な高笑いをしながら飛び去っていきました。 その後の炎鬼のモノローグで、セツラの素性が明らかに。ほほう。また千年生きてるんですか、成田さん(「Vie Durant」〜♪)。 その他のキャストの方々なんですが、櫻井さんの黄桃の声がちょっとツボってしまいました。今更ですが、CPやキャストはこんな感じ。 第一王子白桃(cv.鈴村健一さん)&炎鬼(cv.檜山修之さん) 第二王子黄桃(cv.櫻井孝宏さん)&水鬼(cv.緑川光さん) 第三王子桃太(cv.岸尾大輔さん)&風鬼(cv.三木眞一郎さん)←メインCP 風鬼に仕える颯牙(cv.中井和哉さん) 鬼が島の王セツラ(cv.成田さん)←当て馬。 いきなりぶっつりとお話が終わってしまって驚きましたが、これは次回に続くってことなんでしょうね。たぶん引っ掻き回し役、セツラの出番もあるかと。 初回特典は番外編ドラマ10分強とフリートーク20分強。 番外編ドラマは成田さん以外の方々で、颯牙@中井さんが主役でしたが、颯牙の妄想内で、黄桃と白桃が誘い受けになる台詞がありまして。 櫻井さんと鈴村さんが連続で「〜して」攻撃(笑)。なんか凄い威力でした…。 フリートークは4組に分かれて。 櫻井さん&鈴村さんが司会で、緑川さん・檜山さん。 中井さんおひとり。 一応成田さん司会で、三木さんと。 さらに別に成田さん司会で、岸尾さんと。 いきなり噛みまくる成田さん。まったくもって仕切れてません。というより、最近とみに仕切る気すらなさそうなんですが(笑)。どこまでもマイペースな成田さんに慌てまくる三木さんv 成田さん的には、三木さんの役のパパというところが、どうにも引っかかっているらしく、しつこく「子供か…三木君が…」と呟いていたのがおかしかったです。 次は、岸尾さんと。 成田さんが全然話を振ってくれないので、「なんすか、これ(この間)は…」と不安そうな岸尾さん。昨日も成田さんと一緒って、『ひとひら』かなあ。 お2人とも花粉症が大変そうですが…。 成田さん「いつも美しくいたいもんですね」 岸尾さん「ええっ!?マジすかっ!?」←すでに笑ってる 「男も女も美しさを求めていかなくては!」と力説、美を追求する成田さんに萌え笑いしたところでフリートークは終わりです。 ところでなんで桃王国は男ばっかりなんですか? えっ?BLだから?ははあ。愚問でしたね…。 |