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 Live×Evil -熱砂のプロメテウス- 

 18禁作品です。また、ネタバレ全開ですので、ご注意ください。


 お待ちしておりました!前作「灼熱のエデマ」に続く、ケンショウ主役編!嬉しさが先行してうっかりしてましたが、ケンショウみたいなタイプがBLゲームの主役って、珍しいですよね。29歳!無愛想だし無口だし。…でかいし(笑)。
某ゲームのように総攻めなのかと一瞬思ったんですが、キャラクターボイスは成田さんv なので、そんなわけもなく(断定)。いやあ、コウかもしくはファンレンぐらいまではリバありかと思ったけど、ユウシにまであるなんて!
日記にも書いたんですが、誰から攻略しようか真剣に悩んでたんですよ。でも、途中でふと気づきました。どこへ行こうが、誰とやろうが、もれなく成田さんボイス!ぐへへ。そんなわけで大雑把な感想です。

感想


キャラクターたちは、みんな魅力的だとは思うし、イベントCGでも構図(っていうのかな)を工夫しているのは感じるんですが…。まったく“絵”というものに縁のない私でもわかる不自然さが、時々…。多くは語りませんが、とっても惜しいです。ホントに。キャラ絵は素敵だと思いますよ、うん。
シナリオ たとえ地味ゲーと言われようが、面白いものは面白い。エデマやって、お話の結末がわかってんのにこんなにドキドキするなんて、やはりシナリオが細部にまできちんと配慮されているからでしょうね。前作との整合性だけでなく、新たなキャラやらエデマでは明かされることのなかったシーンが追加されていたり、見せどころも豊富でした。ま、ところどころ、説明がくどい気もしましたが、内容的に仕方がないのかな。
ケンショウ役の成田さん。かなり低音です。このトーンで膨大な台詞量、4日間のアフレコじゃあ、ぐったりするのも当然では。前作以来、有名となった(?)吐息演技(鼻息ともいう)も健在です!あと感じるのは、キャスティングのセンスの良さ。他のメインの皆さんもぴったりですが、例えばアキ役に結城さんをもってくるところとかね。もっといかにも可愛くて高い声でもいいと思うんですよ、本来なら。セイジュ役の鈴村さんより年上感が出ればいいわけですから。そこへ少年声でも、ハスキー系の結城さん。ナガルをはじめ、脇キャラの声優さん方もいいオシゴトされていて、聴き応えがありました。
音楽 OP曲がステキ。歌詞もちゃんと内容に即していて(や、時々あるじゃないですか。なんじゃこりゃっていうのが)、完成度高し。その他の曲も、砂漠の荒涼とした地をイメージしたものや、切な系など、耳に心地よかったです。
システム 特に問題なし。個人的には音声関係のおまけ(「玉響」みたいな)があればより嬉しかったんですが。あとはセーブで自分でメモ的なことを書き込める機能とか。目立ったバグもないし、安心でした。
ルート フルコンプするとユーザーサイトのPASSがもらます。隠しキャラ&ルートはなし。脇カプもなし。それはそれでいいんですが、攻略上、1つ不満があるとすれば、それはヤエタナ!なんであんなオイシイキャラが攻略できないのっっ!ヤエタナの属性はズバリ、魔性眼鏡(命名)。“共犯者”というキーワードが私のツボをこれでもかとえぐってくれます。キャラ的にはキサとの恋愛ルートがあってもよかったかなあ。
その他 価格も5,250円とお手ごろです。一度発売延期にはなりましたが、このブランドさんで好きなのは、サイトを定期的にきちんと更新してくれるところ。更新内容や、ゲーム雑誌での連載とかも面白くて、「Live×Evil」の世界観をユーザーに楽しませようという心意気がばっちり伝わってきました。エビルのシリーズの続編は難しいと思いますが、FDやドラマCDリリースなど、今後も期待してます!




構成


Introduction
Opening Theme
Phase Title
01 Cross Check
02 Bridge Vector
03 Whistle Blower
04 Act Out
05 Stray Sheep
06 Enigma
07 Twilight
08 Cannibalize
09 Sin
10 Doomsday Clock
11 Zero Hour
ユウシ コウ ファンレン セイジュ
Last Paradeisos On Your Mark Open Sky Calling




個別ルート

キャラ名のリンクから個別ルートにとんでくださいまし。ノリノリで書いてたら無駄に長くなりました(特にユウシルート)。
攻略のポイントは一応書いたつもりですが(『』の太字部分が選択肢)、それがすべてではないので、あくまでもご参考までに、ということで。

キャラ コメント
ユウシ ドラマCD「白色矮星」を聴いていたし、やはりメイン・カプということで、一番最初に攻略開始。攻略順としても、ユウシはエデマのほぼ裏ルートらしいことから、大丈夫かと思ったんですが…。一筋縄では行かなかったです。やっぱり。でも、ここでコツをつかんだので、自力フルコンプができたのかもしれません。できれば最後に攻略したほうが、ケンショウの最後の言葉がいきたかなーという気がしないでもないです。
コウ オフィ通で購入したので、特典はケンショウ&コウでした。ハッピーエンド後の2人を描いたもので、ネタバレはありません。ユウシ・コウ・ファンレン・セイジュのうち、一番がっつりとケンショウを押し倒せそうなのはコウっぽいので、否応なく高まる期待(笑)。ルート的には、何番目に攻略してもよさそうです。
ファンレン こちらもルート的には何番目に攻略しても大丈夫そう。全体的に暗い雰囲気が漂う中、最も陽気なキャラなので、なんだかとっても和みます。ケンショウの復讐、プロメテウスの活動、ワダツの政治問題やなんかのお話とはあまり深く関わってこないので、重々しさはありませんが、個人的な癒しルートです。
セイジュ 一番後回しにしたのは、実は一番興味がなかったからなんですが・・・(基本、年長スキーなんで)、とんでもない!もっとも泣かせられるルートとなりました。攻略順としては、最後か、最後から二番目の方がいいです。心情的にかなりディープなので。セイジュの男前ぶりに惚れますv




共通ルート


GOOD
(NORMAL)
バッド回避の必須選択肢を選び、且つ誰とも親密度を上げなかった場合、最終的にこのENDになります。GOODとしては、最初に観るべきかもしれませんが、各キャラと深い対話があるわけでもなく、話も上滑りしていくので、HAPPY ENDをより楽しみたいという方にはおススメしません。ただ、ラストの三人組がかなりツボでして。これはこれで萌えるかも。
BAD 必須選択肢を1つでも外した場合、BADへ直行です。おそらくほとんどの方が、このエンドを最初に観られるんでしょうが、最後の最後にいきなりシュウトが出てくるんで、ドラマCD「白色矮星」を聴いていない方は、「あんた、誰…?」と思われるかも。



 本当はこのルートを一番初めに書くべきだった気もするんですが、やっぱりえっちがあるルートのほうが萌え度が高くてねえ←率直
感想はバッドの方を先に書きます。


必須選択肢

『少し周囲を見回ってくる』 これを選んでサキムラを見かけておかないといけないみたいです。ケンショウの復讐はあくまでもサキムラが発端ということで。

『……そうだな』 ハーブチェックは欠かさずに。

『……悪いが午後は出掛ける予定だ』 トマトチェックはセイジュ任せで。ユウシ狙いでなくても古書店へ行ってください。情報収集は忘れずに。

『生育不良の件を話す』 ヤエタナにはどんな些細なことも報告。・・・男性関係以外は。

『古書店を訪ねる』 やはりユウシは構い倒す方向で。

『石仏の事をユウシに尋ねる』

『一杯飲みにバールへ行こうか』

『タイラの店に行く』


この後、シュウトを救う事ができれば、共通BADは回避された事になります。
(ただし個別ルートの必須選択肢を外していた場合、シュウトを救っても個別BADに直行しますのでご注意を)

攻略サイトさんを見ると、『ファンレンを追ってみる』を必須選択肢にされている方が多いみたいなんですが、選ばなくても大丈夫だと思います。
私の場合、ファンレン狙いの時以外は選びませんでしたが、OKだったので。

で、シュウトが殺されてしまうと、囚人1026になってしまいます。
シュウト殺害・国家機密漏洩の疑いで投獄されてしまってるんですが、なぜこんな展開に、という気も…。

ただ、誰にも見捨てられた状況で、ヤエタナだけは面会に来てくれてるらしいというのは、ポイント高いですね。
ケンショウは会うのを拒絶してるんですけどね。なにせ「共犯者」ですし。

あ~、イツキにーさんを落としたかった!!

そういう対象にならないぎりぎりの関係が、また萌えるんですけども…!(どっちやねん)



次は、共通GOODというか、ノーマル・エンドです。

必須選択肢はクリアしなければならないんですが、個別の必須選択肢を外したりして、どのキャラとも好感度を上げません。
すると、シュウトを救ったり、前半多少キャラとのイベントが観れても、後半はラブシーンやキャラとの対話もなく、さっくりと進んでいきます。

ケンショウはサキムラへの憎悪を抱えたままです。


一年後、トザの大統領府

 軍に戻り、准将に昇進しているケンショウ。軍服をきっちり着ているものの、髪は相変わらず長いです。
なんとなく、髪を短く切ったケンショウが観たかったなあ。ま、短くしたら誰やらわからなくなるかもしれませんが。

憎しみの果てに待ち受けているのは憎しみでしかないわけです。
これがノーマルエンドだというところが、また凄いですな。
バッドかと思いきや、キャストロールが流れた時には、何事かと思いましたよ。

「共犯者」とは幸せになれないんですね。不毛な関係スキーとしては、それはそれでまた萌えるわけですが…。